感染症対策 介護職員 在宅介護

感染症の種類

感染経路

主な感染症

感染原因

経口感染

赤痢、腸チフス、細菌性食中毒など 病原体に汚染された食品を飲食することで感染

空気感染

水痘、麻しん、結核 空中に飛散した病原体を吸い込む

飛沫感染

インフルエンザ、髄膜炎(ズイマクエン)など 病原保有者の咳、くしゃみなどの飛沫粒子

接触感染

疥癬(カイセン)、MRSAなど 皮膚や粘膜などの接触

血液感染

HIV、B型肝炎など 傷口から直接血中に入る

 

 

感染症対策

O−157(腸管出血性大腸菌感染症)

食中毒のひとつで、O−157が最近では有名で、症状が重く現れます。べ口毒素と呼ばれるものが赤血球を破壊し、急性腎不全を起こす場合があります。O−157が発生した場合の対策としては、手洗いを徹底、トイレの便座やドアノブはアルコール消毒。

 

ノロウイルス(感染性胃腸炎)

秋から冬にかけて発生することが多いノロウイルスですが、ほとんどが経口感染です。接触感染・飛沫感染でも感染することがあります。予防策としては、手洗いを徹底することが大切です。また、排池物や嘔吐じの処理は手袋に加えて予防衣やマスクも使用します。消毒薬には次亜塩素酸ナトリウム。ご家庭ではハイターにあたります。

 

黄色ブドウ球菌感染症・緑膿菌感染症

黄色ブドウ球菌は食中毒を起こす菌です。MRSA (メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)感染症や緑膿菌は、高齢者や手術後の体力が低下している人に感染すると発症します。これは多くの薬剤使用により菌が抗生物質に効かなくなるためでもあります。健康な人に感染しても発症しませんが、ほとんどの抗生物質に耐性を示すため、治療が難しく、また、院内感染の原因にもなっています。予防策としては、手洗いを徹底することが大切です。

 

インフルエンザ

冬になると猛威を振るうインフルエンザですが、A・B・C型の3種があり、特に重い症状になると言われているのがA型です。普通の風邪と異なり、鼻水や咳など呼吸器の症状より先に、38'C以上の高熱、頭痛、筋肉や関節の痛みなどが起こるのが特徴です。予防対策としてはうがい、マスク、手洗いの励行です。感染した場合は外出禁止です。

 

疥癬(カイセン)

ヒゼンダニ(ダニの一種)が皮膚に寄生して発症します。通常の疥癬と重症の疥癬(角化型疥癬)があり、夜間に激しいかゆみがでるのが特徴です。ヒゼンダニは人の皮膚から離れると比較的短時間で死滅します。また、熱に弱いため感染者ぴの使用したタオル等は、50'C以上で10分煮れば死滅します。疥癬にかかると隔離し、毎日更衣やシーツ交換を行い、身体を拭きます。